こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は ウエスタンデジタル(Western Digital)製外付けハードディスク WDBACW0020HBK-01 からのデータ復旧です。
お客様はこれをMacでご使用されていました。
Mac上ではマウントさえされず、お手上げ状態になってのお持込でした。
ハードディスク内には大量の写真が保存されているとのことです。
解析したところ、かなり悪い状態です。
交換すべき部品もあり、これの調達にある程度時間がかかってしまいましたが、何とか復旧作業が終了できました。
結果としては、1割程度の破損データが出ましたが、元々の状態から考えると、これでも上出来な結果と言って差し支えないというほどでした。
破損はあったものの、大部分の写真は取り戻せたということで。お客様には喜んでいただけました。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は SONY製ノートパソコン VAIO SVE15135CJB からのデータ復旧です。
電源を入れても起動できません。
前回と同じく、Windows8の機種なのですが、Windows10にアップグレードしています。
前回にも書きましたが、Windows7や8からWindows10にアップグレードすると、ごく一部を除き、リカバリディスク以外からはリカバリできなくなります。
分解してハードディスクを取り出します。
取り出したハードディスクはWesternDigitalのWD7500BPVT 750GBのハードディスクです。
調べたところ、ハードディスクには何の障害もないことが判明しました。
起動しない理由は、どうやらWindows10にあるようです。
Windows7やWindows8の機種を、Windows10にアップグレードすると、結構このような不具合を起こすことが多いです。
Windows7、8であった時には、Windows10に対応しているソフトウェアなんてほとんど入っていません。
Microsoft Officeなどの一部を除き、ほぼすべてのソフトウェアはWindows10未対応のまま、OSだけがWindows10になってしまうわけです。
Windows10になったときに不具合を起こさなかった、というだけではその後も調子よく使えるというわけではありません。
Windowsは毎月WindowsUpDateで変化していきます。
どこかのWindowsUpDateで不具合を起こしてしまう可能性が残ります。
今回のVAIO SVE15135CJBも、どうもタイミング的に6月のUpDateで不具合発覚となったようです。
必要データを退避して、SONYからリカバリディスクを取り寄せ、リカバリしたうえでデータを戻して納品です。
ちなみに、Windows10にアップグレードしてこのような不具合になってしまった場合には、これもほぼほぼすべてリカバリする以外に打てる手立てがなくなります。
そして、リカバリディスクも作れなければ、機体自身でリカバリすることもできません。
リカバリディスクをあらかじめ作っておかなければ、メーカーから取り寄せる以外にありませんので気を付けてください。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は 富士通製ノートパソコン LIFEBOOK AH45/H(FMVA45H)からのデータ復旧です。
電源を入れると、強制的にスタートアップ修復などの画面に移行します。
データが大事ですので、リカバリするというわけにもいきません。
もっともこのパソコン、Windows7の機種なのですが、Windows10にアップグレードしています。
覚えておくといいことですが、Windows7や8からWindows10にアップグレードすると、ごく一部を除き、リカバリディスク以外からはリカバリできなくなります。
Windows10になった時点で、リカバリディスクを作成する機能と、機体自身でリカバリできる機能の両方を失ってしまいます。
ですので、あらかじめリカバリディスクを作成していない場合は、リカバリディスクをメーカーから購入するしかなくなります。
分解してハードディスクを取り出します。
取り出したハードディスクは東芝製のMK7575GSX 750GBのハードディスクです。
解析結果は、ハードディスク先頭5%以内に数か所の不良セクタが存在しています。
ファイルフォーマットがエラーを起こしています。
不良セクタが先頭領域に集中しているため、データには影響を与えることなく復旧できました。
大事な写真は100%回収しました。
同時に富士通からリカバリディスクを取り寄せ、ハードディスク交換を行いリカバリします。
復活したパソコンに、復旧したデータを格納して、お客様に納品となりました。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は BUFFALO製ネットワークハードディスク LS210DCシリーズ LS210D0301からのデータ復旧です。
電源を投入すると、ランプ表示が赤点滅します。
ハードディスクそのものが損傷している模様です。
分解してハードディスクを取り出します。
取り出したハードディスクは東芝製のDT01ACA300 3TBのハードディスクです。
解析してみたところ、ハードディスク上に十数か所の不良セクタが存在しています。
数ファイルの破損はあったものの、99%以上のファイルは無事救出できました。
購入時期が比較的新しいものではありましたが、不具合を起こすときはこんなものです。
新品だからとか、新しいからとかいう理由で、バックアップを怠ると大変なことになります。
どんなときにも障害を起こす可能性はゼロではありません。
常日頃からきちんとしたバックアップを取るよう心がけましょう。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は NEC製モニタ一体型PC PC-VN570MSB(VN570/M)からのデータ復旧です。
2013年春の、Windows8のモデルです。
電源投入しても、電源ランプは点灯しますが、BIOSが起動せずに電源が入ったり切れたり、という状態です。
症状からしてマザーボド故障でしょう。
ハードディスクには損傷がないはずです。
取り出したハードディスクはWesternDigitalのWD20EZRX AFT仕様のハードディスクです。
調べたところ、やはりハードディスクには損傷がありませんでしたので、必要なデータを取り出してお渡しです。
このようなハードディスクに損傷がない場合には、安価にデータをお渡しできます。
この状況でも、データ復旧会社大手になりますと、結構な高額を提示されることも多いようです。
ぜひ一度当社にご相談ください。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は 2009年製(MC 118 JA)のMac Book Proからのデータ復旧です。
電源を投入しても、起動プロセスの途中で止まってしまうような状況です。
間違いなくハードディスクが損傷しているようです。
分解してハードディスクを取り出してみます。
HITACHI、いわゆるHGST製のハードディスク、HTS547575A9E384 750GBのハードディスクです。
Mac向けの製品ですので、ラベル中央左にアップルマーク付きです。
解析の結果は、非常に大きいダメージをハードディスクが受けている状態でした。
100%復旧はほぼ無理で、欠損データが出ることは確実です。
結果としては、多めの欠損は出ましたが、お客様としてはある一定数のほしいデータは復旧できていたようです。
欠損データのことも含めて、納品させていただけることとなりました。
お話を聞く限りでは、不具合が出だしてからしばらく経ってのご依頼だったようです。
もう少し早めのご依頼であれば・・・と思うと残念なところでした。
データ復旧に関しては、早めの決断が大事です。
不具合が出始めたところで復旧すれば、安価に復旧できる場合がありますので、早めにご相談ください。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は またまたLENOVO Yoga2シリーズからのデータ復旧です。
というのも、お客様が前回のYoga2シリーズからのデータ復旧についてをお読みになり、連絡いただいたという次第なのです。
ちょっと見づらいですが、今回のはYoga 2 13ですね。
早速、分解してハードディスクを取り出してみます。
はい、出ましたWD Blue Ultra Slim 500GBのハードディスクです。
例によってSFF-8784エッジコネクタです。
今回は症状から明らかにマザーボドが壊れている状態です。
ですので、ハードディスクを取り出して、インターフェースさえ何とかなればいい話です。
ただ、お客様自身が購入店に持ち込んだところ、「ハードディスクが特別仕様であるため不可能か、業者に出して7~15万ほどかかる」と言われてしまったそうです。
まあもっとも、このSFF-8784エッジコネクタがあるところなんてそうそうないと思います。
もしかしたら北海道では当社だけなのでは?と思ってもおかしくないレベルです。
Yoga2シリーズをお持ちで、データ取り出し・データ復旧をお考えのお客様、ぜひ一度当社にお問い合わせください。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は SONY VAIOのモニタ一体型パソコン、SVL24139CJBからのデータ復旧です。
症状としては、Windowsが起動せず自動修復の画面に遷移しますが、どの選択肢を選んでもすべて失敗して元に戻る、というループ状態です。
このような画面ですね。
このあと「詳細オプション」からいろいろやってみても、やはりどうにもならないということです。
ハードディスクが損傷している可能性大です。
とりあえずハードディスクを取り出して検査することにします。
まずは裏のプラスチックのカバーを取ります。
これは爪状のものでひっかけてあるだけです。
このパソコンの型番はこんなところに書いてあります。
表から見えるところに型番は表示がないんですね。
カバーを外したら脚部を固定しているネジを外します。
脚部を取り外すとハードディスクが現れます。
ハードディスクを取り出してみると
ウェスタンデジタルのWD30EZRX、3TBのハードディスクです。
単体で検査してみたところハードディスクの最前方部分に多数の不良セクタが存在しています。
まあ、正直まともに動くわけないレベルです。
データ復旧作業のほうは、不良セクタの多さからある程度の破損データが出てしまいましたが、お客様としては許容できる範囲だったようで一安心です。
今後はバックアップを取るようにお話しして、データ納品して完了です。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のデータ復旧作業の実績は ちょっと古めのiMacからのデータ復旧です。
電源が入らないという症状ですので、ハードディスクを取り出せばデータ確保できます。
この形状のiMacは、外装にはほとんど「ネジ」というものがありません。
この辺がさすがアップルというところですね。
本機では目立たないところに3本のネジがあるのですが、この3本は本体分解とはかかわりのないネジです
ではどうやって分解するかというと
このように吸盤等で液晶画面のカバーを外すのです。
写真は吸盤が1個しかついていませんが、2個の吸盤で左右につけてスッと上に持ち上げると、思ったより簡単に外れます。
モニタのカバーを外すとこのようになっています。
このモニタカバーは強力な磁石でくっついています。
赤矢印で示したように、こんな感じで磁石が本体側に配置されています。
ここから液晶パネルを固定しているネジを取り外します。
ネジを外したら液晶パネルを静かに持ち上げます。
パネルとマザーボードを接続するケーブルが4本あります。
このうち細いもの3本を抜けば、
こんな風な状態になります。
ケーブルを1本抜かずに残してありますが、別に抜いてもかまいません。
ただ、この1本を残しても、パネルをスライドさせるとハードディスクとご対面です。
ハードディスクを取り出します。
SeagateのST3500418AS 500GBのハードディスクです。
予定通り、ハードディスクは損傷なしですので、データをお渡しして完了です。