パソコンが突然起動しなくなった場合に、まず考えることは中のデータがどうなるのかということだと思います。
前日まで普通に使えていても突然壊れることがありますので、基本的には常日頃からバックアップを取ることが大事です。
突然起動しなくなった、しかもバックアップをしていない！
そんな状況であれば、すぐにデータ復旧をご依頼ください。

状況にもよりますが、パソコンメーカーに相談するとリカバリ(初期化)をすすめてきます。
これはデータをすべて消して、工場出荷時の状態に戻す作業です。
たしかにその操作でパソコンが起動するようになるケースは多いでしょう。
でも、今まで保存していた写真データやWord、Excelなどの書類、メールのデータなどはすべて消えてしまいます。
しかも、リカバリを行うと新しいデータにより、古いデータが上書きされますので、データ復旧が困難になってしまいます。
安易にリカバリする前に、札幌PCドットコムにご連絡ください。
最悪の状況になる前に、どうすればいいのかをご提示できます。

上記のリカバリ(初期化)を行うことは当然ですが、その他にもやってはいけないことがあります。
たとえば「システムの復元」ですが、勘違いによってこれを行ってしまうケースがあります。
「システムの復元」を、過去の「何月何日の状態」に戻してくれるものという勘違いをしている場合です。
「システムの復元」は「システム」を「何月何日の状態」に戻す操作です。
ユーザーデータは何も変化しません。
この作業を行うことにより、誤削除データを上書きしてしまったり、障害を起こしているハードディスクを悪化させたりします。
また、お気持ちはわかるのですが、何とかならないかと考え、何度も何度も起動失敗を繰り返すのもよくないことです。
これも障害の悪化を急速に進ませる原因となりうることです。 その他にも、パソコンの不調を感じて行うチェックディスクやデフラグなども、ある意味において厳禁です。 そのパソコンに大事なデータがない場合にはそれでもいいのですが、大事なデータがある場合のパソコンでは、それらが最後の致命傷を与える可能性は否定できません。

HDDが故障している場合は、パソコンを修理するためにはHDD自体の交換が必要です。
これも当然データが失われます。（実際には交換した古いハードディスクにデータはあります）
ある程度パソコンに詳しい人だと自力で修理しようと、いろいろと操作されるかもしれませんが、
起動しないということは正常な状態ではありませんから、そんな状態でパソコンを動かすと悪影響が出てきます。
HDDが故障していれば障害が進行してしまうかもしれませんし、
札幌ピーシードットコムでは、ハードディスク交換のパソコン修理も、故障したハードディスクからのデータ復旧も、どちらも対応可能です。
まずはお電話・メール相談していただければ、最善の方法をご提示いたします。

一般的には、データ復旧が成功しても、パソコンにインストールしてあったアプリケーション（ソフトウェア）は、
パソコンの修理後にインストールしなおさなければなりません。
データ復旧が有意に働くのは、アプリケーションではなくあくまで「データ」ですのでご注意ください。