こんにちわ、札幌PC.comです。
今回はデータ復旧サービスについてです。
はっきり言ってしまえば、ぶっちゃけ値段は高いですよね。
サービスを提供しているこちら側も、それは認めます。
確かに!確かにです。
2回言っちゃいますよw。
でも、私が思うに「高い」と感じる一つの要因は、価格表示にあると思うのです。
結構多くのサービス提供者=データ復旧会社は、はっきりとした価格を表示していない、あるいは言ってくれないと思います。
診断してみなければわからないということを言われることが多いと思います。
で、結果として診断後に提示される金額が何十万円とか…
あるいは「○○万円~」とかの表示で、ホントのところはいくらになるのか、やっぱりやってみなければわからないとか…
そりゃ高いと感じますよねー。
言ってみれば「お寿司屋さん」ですね。
私もそうですが、回ってないお寿司屋さんって敷居高いですよねwww。
なんというか「時価」とかですかねー。
お会計してみないとどのくらいなのかわからない雰囲気というかw。
確かにデータ復旧は気軽にできる料金ではない場合もあります。
でも、その中にあって、当社がお客様に提示するのは分かりやすい料金表示です。
データ復旧料金表をご覧ください。
確かに冒頭に言ったように、気軽にできる料金ではない場合はあります。
でもここで言いたいのは、多くの他社様とは違って、明確な料金表があることです。
やってみなければわからないということではなく、「この場合はこの料金」というのが明確なこと。
あるいは最大かかってもこれが上限というのが、きちんと表示されているということです。
端的に言うと、お客様がメニューを見れて、その値段表示がしてあるということです。
決して「時価」ではないということなんです。
もうひとつ、料金を細分化してることです。
「安くできるものは安く!」
これが当社のデータ復旧サービスのモットーです。
なので、症状の軽いものはできるだけ安価な価格で提供する。
決して何もかにもが数十万円、とかではないということです。
障害程度の軽いものは、可能な範囲で安価に提供する。
そのために料金表を細分化しています。
ある意味においてはわかりづらいかもしれませんが、軽い障害のものは安価にという考えのためにこのようにしました。
一番障害程度が重いものは、やはり気軽な金額ではないです。
でも、最安とは言えないかもしれませんが、業界的にはかなり安い価格提供はできていると自負しています。
実際、データ復旧サービスは、用意しなければいけない機材・資材に多くの費用を要してしまうので、気軽にできる価格では提供できないサービスです。
しかし、可能な範囲で皆さんのデータをなんとかできれば、そんな考えでデータ復旧・データ救出サービスを提供しています。
あなたのデータ復旧、私に任せていただけませんか?
こんにちわ、札幌PC.comです。
当社ではセキュリティソフトにSymantec社の製品を使用しています。
そうです、ノートン先生です(今回のものはNorton Internet Security 2012でのお話です)。
な、な、な、なんと、そのノートン先生が不具合です。
おそらく思うに、すべての環境で起こるわけでなく、特定環境下で起こると思われます。
当社でもすべてのPCにおきているわけでなく、不具合のものとそうでないものが混在しています。
もっとっも不具合の方が多いのですが…
で、どんな不具合かというと、ネットワーク上での共有ファイルでの不具合ですが、具体的にはまず単純にPC間で共有ファイルを作ります。
以下のような感じですね。
パソコンBに「共有フォルダ」という名前の共有フォルダを作ります。
その中に「TEST.txt」というファイルを置いておきます。
それをパソコンAから参照するという、ごくごくありきたりな図式ですな。
ところがこの「TEST.txt」をパソコンAから開くことができないのです。
共有フォルダを開くことはできるし、この「TEST.txt」もみえています。
なのに開こうとすると以下のように「指定されたファイルが見つかりません」と言われちゃいます。
なにおー(笑)そこにあるのに見つからないとはこれいかにです。
ためしにEXCELでも同じことをしてみましたが「~~が見つかりません。入力内容を確認するか、別のパスを指定してください」だと。
というか、ついこの前まで、記憶は定かでありませんが開けていたのです。
いつの時点からかこのようになっていました。
まったく不思議です。
まあセオリーどおりなら、セキュリティソフトのファイアウォール機能とか、そこらあたりを疑うところですな。
そこでパソコンB側の「ノートンインターネットセキュリティ(Norton Internet Security 2012)」のファイアウォールの設定を見直します。
んー、問題ないなと…、というかファイアウォール機能を切ってもみますが、まったく状況に変化なし。
ためしに、パソコンA側からこのファイルをまったく操作できないのかなと思い、削除してみました。
これが、なんとできちゃいます。
じゃあリネーム(ファイルの名前を変える)は?
これもできちゃいました!
開こうとすると開けないのに、削除やリネームができてしまう、まったくもって謎です。
通常、ネットワーク上でファイルの共有などで問題が出れば、操作は何もできないはずです。
やはりネットワークは問題ないのは確実のようです。
もしかしてと思い、各スイッチングハブ、ルータ、LANケーブルを全部交換してみます。
それでも状況は変わりません。
ということは、物理的問題でもなし。
そもそも当社には20台以上のパソコンがあるわけですが、各所に共有フォルダがあるわけで、これがあちこちで同じ症状になっています。
その症状が出ないパソコンも少数存在します。
さらに謎は深まります。
いろいろいじくってるうちに、何かの拍子に発見しました。
やはり犯人はノートン先生です。
でも、ファイアウォール機能ではないという驚きがひとつ、もうひとつ驚きが、パソコンB側のノートンではなく、A側のノートンによるものだということです。
問題はウィルス対策機能である「Auto-Protect」にありました。
パソコンA側の、あくまでA側のノートンの「Auto-Protect」機能を切ると、問題なく開けます。
設定画面から…
「Auto-Protect」機能を切ります。
とりあえずテストなので15分間。
「あぶないっ!!!」ってノートン先生に怒られます(笑)
なんかあっさり開けちゃいました。
こりゃ完全にノートンの不具合ですな。
ウィルス機能が働いていると、共有ファイルを開けなくなる、とはなんのこっちゃと。
ちなみにこの不具合、NASへのアクセスには問題が出ません。
あくまでも共有ファイルがWindowsPCにあるときに起こります。
一応、Symantec社に問い合わせしました。
Symantec社の技術者が、当社のパソコンにリモート接続をして、状況を確認してもらいました。
やはり間違いなく、ノートン先生の不具合で確定です。
しかも現状では修正できないというか、後ほど修正プログラムをLiveUpDateで配布するとのことです。
えーーーーー、いつのことなのかー。
ちなみに問い合わせてすでに10日以上たってますが、修正された気配はありません。
まあSymantec社でも、回避策は提示してくれました。
でも暫定的というか、解決策ではなくあくまで一時的な回避策です。
というのも、共有フォルダをネットワークドライブに割り当てて、そのドライブを「Auto-Protect」の除外項目にするというものです。
数が少なければいいですが、当社内には20台以上のPCがあり、それぞれに共有フォルダが存在し、NASなどともデータのやり取りがあります。
1台のパソコンに20個以上のネットワークドライブを割り当てるなんて、あまり現実的な回避策とはいえませんね。
まあそれにしても回避策のやり方を記載しておきます。
まずネットワークドライブの割り当てです。
この部分は詳細を省きますので、別途調べてください。
「SKELUTON」というコンピューター名のパソコンの中の「support」というフォルダを共有しています。
割り当てが終わるとこのようになります。
画面上「Zドライブ」がそれになります。
次はノートン側の設定です。
画面は「Norton Internet Security 2012」です。
まずは設定画面。
「ウィルス対策とSONARの除外項目」のなかの上から2番目「Auto-Protect、SONAR、~中略~の検出から除外する項目」の「設定[+]」のリンクをクリック。
こんな画面になりますので「追加」ボタンをクリック。
「項目の追加」というウィンドウが出てきますので、右側の「…」みたいなボタンをクリック。
エクスプローラで目的のネットワークドライブを選択します。
こうなりますので「OK」をクリック。
戻ってこうなりますのでこれも「OK」をクリックで終了。
こんな感じで一応は回避できます。
でも、基本的には早期の根本解決を期待しています。
ガンバレー!!!ノートン先生!!!
こんにちわ、札幌PC.comです。
気になるニュースを一つ。
ファーストサーバ、サービス障害でWeb・メールデータが消失(ASCIIの記事)
ファーストサーバ社というサーバホスティング事業などを行っている会社ですが、レンタルサーバーなどのサービスにおいて障害が発生した模様です。
被害の詳細はまだ明らかになっていませんが、現時点で分かっていることは、かなりの顧客のデータが消失したこと、またデータ復旧などを行っているがどのくらい復旧できるか、どのくらいの期間がかかるかについては全く見通しが立っていないということのようです。
バックアップも消失したということなので、最悪の場合はサーバーにアップされたデータが全く帰ってこないことも予想されます。
大手企業のデータやWeb通販サイトなども多数契約しているようなので、被害の広がりはある程度大きくなるでしょう。
クラウドサービスだってダウンするんです。
しかし今回はある意味前代未聞の事態です。
ダウンするどころか、顧客のデータまで消失したなんて、文字通りニュースとしては聞いたことがありません。
タイトルに「クラウドの危険性」と書きましたが、正確にはクラウド独特の危険性という意味ではないです。
「クラウドだから大丈夫だろう」的な、人の心が危険であるという意味合いです。
データのバックアップの大事さについては、たびたび書いてきましたが、その心は「一つの入れ物にしかないデータは、常に消失の危険性にさらされる」ということです。
パソコンにしかないデータはパソコンが壊れたときに消失する危険性がありますし、USBメモリにしかないデータはそれが壊れればおしまいです。
まあ実際にはおしまいということでなく、データ復旧というサービスを当社でも行っておりますので、費用をかけても取り戻したいデータであれば、データ復旧を行うということになるのでしょうが、できればそういった物のお世話にはならないほうがいいのは当然でしょう。
自身でバックアップがとってあれば、そういった時にもあわてずに済むわけです。
ではWebサーバーや、いわゆるクラウドと呼ばれるものにデータを預けておけば安心でしょうか。
確かにレンタルサーバー会社では、顧客データのバックアップをとっているはずです。
万が一の障害でも、サービスが一時停止することはあっても、データがなくなることはない・・・・はずだったのです。
しかし今回の事件は、そのバックアップすらも同時に消失したらしいのです。
結局のところ「一つの入れ物にしかないデータは、常に消失の危険性にさらされる」ということを、奇しくも証明してしまうことになりました。
サーバーだ、クラウドだと言ったところで、私たちユーザーから見て「一つの入れ物」であることには変わりがないということですね。
クラウド上にあるデータでも、自身の手元で定期的にバックアップを取るということを、今後考えざるを得ないニュースだと思います。
あなたの大事なデータ管理、一緒に考えてみませんか?
こんにちわ、札幌PC.comです。
こんな記事を見つけました。
「またもやMacを標的にした新種マルウェア、今度はWordの脆弱性を悪用」
この話、皆さんにお知らせするにはいいお話なので取り上げます。
実のところ今に始まった話ではないのですが、Macにだってウィルスやマルウェアなどは存在します。
よくお客さんにも聞かれたりするのですが「WindowsからMacにしようと思う。だってMacにはウィルスないんでしょ?」と。
これは大きな誤解です。
どうやらWindowsは完成度の低いOSなのでウィルスがいっぱい存在して、Macは優れているからウィルスなどがないと思われているように思います。
私はいつもこの手のお話を聞くと、昔のMacのCMを思い出します。
一昔前のMacのCMですが、覚えている方は覚えているのではないでしょうか。
このCMはラーメンズというお笑いコンビが、Mac君とパソコン君に扮して、Macがいかに優れているかをうったえるという形式になっていて、シリーズもたくさんあります。
私はどちらかというと、Macとパソコンのことよりも、ラーメンズの面白さに惹かれますがwww
このCMでも見て取れるとおり、Macはウィルスを全然怖がらず、パソコンは頑丈に身を守っても、まだウィルスが怖いと。
当時のアップル社はこういう売り方してたんだなと、今思うと複雑です。
Macにはウィルスの心配がないというのは大きな誤解です。
正確に言うとするならば「Macにとってウィルスの心配は、Windowsよりは小さい」でしょう。
その理由は、私見である部分もあり、かなり乱暴な物言いになるかもしれませんが、「Windowsを使っている人よりMacを使っている人が圧倒的に少ない」からです。
つまり、世の中に存在しているWindowsPCより、Macの方が圧倒的に少ない、というのが理由なのです。
当たり前の話ですが、正規のソフトウェアをみてわかるとおり、Windows用に作られたソフトウェアはMacでは動きません。
ウィルスといったところで、ソフトウェアであることに変わりはありません。
有益な使い方ができるソフトウェアが売られているソフトウェアであり、最初から悪用するために作られたソフトウェアがウィルスなどと呼ばれるということです。
ですからWindows向けに作られたウィルスはMacには基本的に感染しませんし、その逆も同じで、Mac向けに作られたウィルスはWindowsには影響しません。
ウィルスを作るのも人です。
当たり前ですが、同じ労力でより効率よく効果があるほうが、誰もがいいと考えます。
同じひとつのウィルスを作成するなら、Mac向けを作るよりWindows向けを作った方がいいよなと、ウィルス作ってる人だって思いますよね。
だってWindowsのほうが圧倒的に対象が多いのですから。
ですから今まではMacには比較的ウィルスは少なかったのです。
まったくないというわけではないんです。
でも、最近はMacもどんどんシェアを伸ばしています。
国別で結構違いはあるのですが、アメリカなどではMacが10パーセントを超えたという調査もあります。
たかだか1割か、と思われるかもしれませんが、一時期のMacのシェアに比較したら、格段に伸びているのです。
そして今でも伸び続けているでしょう。
そこでです、Mac向けのウィルスなどを作る人も出てくるわけです。
ある一定数がそこに存在しているのなら、悪い意味でですが商売にもなるということで。
もし世の中のOSが逆転していたら、Macが80パーセント以上をしめて、Windowsを使ってる人って珍しいねー、なんて世界だったら、MacとWindowsの立場は、ウィルスやセキュリティといった観点でも逆転していたのです。
先に紹介したCMを見たMac使いの方がそのとき言っていました。
「アップルも余計なCM作ったもんだ。このCM見て『よし、Mac向けのウィルス作ったる!!!!』なんて思うやつでなきゃいいけど」
まさに今、理由は違いますが、この方の心配していた世界がMacにも訪れようとしているのです。
こんにちわ、札幌ピーシードットコムです。
今回のお話は、当方にしてちょっと大きなニュースです。
昨年末ころこんな記事を書きました。
短く言うとWindowsVistaやWindows7の家庭向け製品については、サポート期間が5年しかないのですよという趣旨のお話です。
ですからVistaにおいては、このままいくと今年の4月‐あと2ヶ月足らず‐でサポートが切れることになるのです。
ところが、ところがです。
「また、Microsoftが期間延長を行うようなことがあれば、またここでお知らせいたします」と書いていましたら、まさにそれが現実になりました。
WindowsVistaおよび7の家庭向け製品のサポート期間を、ビジネス向け製品と同じにする旨の発表があったのです。
WindowsVistaについてはマイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクルのページでも、間違いなく「2017年4月11日」となっています。
ちなみにWindows7についても、ビジネス向け製品と同じ2020年1月14日としています。
各メディアもこの発表を取り上げています。(Impress Watchの記事)
そりゃそうです。
いろんな意味で大ニュースです。
正直なところ「もっと早く言えよー、マイクロソフトー!!!」という気持ちです。
(ここで言う「サポート期間」は「延長サポート期間」を含む表現として使っています。ご了承ください。
趣旨として、セキュリティ更新が行われる間は使用可能ということを大事に考えるからです。)
まあなんだかんだ言っても「よかったよね」というのがあるべき感想とは思います。
でもでもホントにもっと早く言ってほしいですね。
サポート期間の終了かそうでないかは、買い換えようか、修理しようか、と悩んだ時の決め手としては大きなファクターになります。
お客様へのお話やご説明も、おのずと違うものになってしまいます。
でもまあ、ここは素直に喜ぶこととしましょう。
でもマイクロソフト様、今度からはもっと早く発表してね、お願いですー m(_ _)m
こんにちわ、札幌PC.comです。
改ざんされたWebサイトの無限ループ今回は、というか今回もまたということになるのですが、セキュリティ関連のお話です。
過去にも何度かこの場でご紹介しました、偽セキュリティソフト、あるいは偽ユーティリティソフトについてです。
2月14日付けのセキュリティ情報にも書かせていただきましたが、どうも今年に入ってから偽セキュリティソフトに入り込まれるという状況が非常に多くなっているようです。
札幌PC.comに寄せられるサポート依頼でも、はっきりと目に見えて増えています。
対策や状況についてはそちらを参照いただくとして、ここではなぜ入り込まれてしまうのかについてお話します。
卵が先かニワトリが先か的な話にもなりますが、皆さんが遭遇するこれらに入り込まれる場面からおはなしします。
皆さんのパソコンにこれらの不正ソフトウェアが入り込む多くの場面は、改ざんされたWebサイトを閲覧したときです。
基本的に改ざんされたWebサイトを“見ただけ”で入り込まれます。
繰り返し言いますが「見ただけ」です。
言い換えるとそのサイトを開いたとき、ということになります。
ここはいわゆるワンクリック詐欺などとは違うところです。
ワンクリック詐欺の場合は、問題のサイトを見て、さらに押したくなるような名前のついたボタンを仕掛けておき、それをクリックしなければ問題は起きません。
ただ、いかにもクリックしたくなるようなボタンに、詐欺的要素を仕込んであるので、多くの人が引っかかるというわけです。
しかし今回お話しする偽ソフトなどは、どこかをクリックするという動作も必要なく、問題のサイトを開いたときに起こってしますのです。
では、いかがわしい、あるいは怪しいサイトを閲覧しなければいいのかというとそうではないのです。
問題は「改ざんされたサイト」から起こるからです。
善意のサイトの持ち主であっても、そのサイトが悪意の第三者に書き換えられて、つまり改ざんされているということなのです。
ですから、たとえば名の知れた大手の会社のWebサイトだから大丈夫だとか、官公庁のサイトだから安心とか、そういった考えは通用しません。
個人のサイトからあらゆる会社、あらゆる団体のサイトが対象になります。
つまるところ、世界中のどのWebサイトについても、疑ってかかる必要があるのです。
なんと面倒なことでしょうか。
それではオチオチインターネットなんか見られないよね、となってしまいます。
事実上、今閲覧しようとしているサイトが大丈夫なのかどうなのか確認しながら見に行くというのは現実的ではありません。
ではどうしたらいいのでしょう。
セキュリティ情報にも書いていますが、少なくとも以下の点について、最新のアップデートをしておくことが、自身を守る方法になります。
・Microsoft Windows Update
・Adobe Reader
・Adobe Flash Player
・Java SE Runtime Environment(JRE)
・Mozilla Firefox(使用している方のみ)
これらのほかにも、QuickTimeやその他のブラウザなど、多くのソフトウェアが対象になります。
偽セキュリティソフトなどは、こういったソフトウェアの脆弱性-簡単に言うと穴-をついてくるのです。
基本的に最新のアップデートがされていれば、その穴はふさがれています。
アップデートされていないと、穴が開きっぱなしなので、改ざんされたサイトを見た瞬間に入ってきます。
また当然ですが、正規のセキュリティソフトはインストールしておきましょう。
こんな話ばかりで、まったくもってインターネットはやっかいな、あるいは面倒な話が多いなあと皆さんは思われるでしょうが、今となってはより多くの方に手放せないものとなっているはずです。
やはり自身のみは自分で守るしかないのです。
最後になりますが、このように偽セキュリティソフトに入り込まれてしまうわけですが、このとき同時にFTP情報を外部に送信するという動作をするものもあります。
Webサイトの管理をされている方は、個人であっても会社・団体であっても、より気をつけてください。
このときに送信されたFTP情報で、悪意をもった第三者は、あなたのサイトに入り込んで改ざんしてしまうのです。
そしてあなたのサイトを閲覧した人は、偽セキュリティソフトに入り込まれ、その中でFTP情報を持っている人はその情報を送信され、新たなWebサイトが改ざんされる、この繰り返しになります。
サイト情報が盗まれるのが先か、改ざんされるのが先か、どちらから発生したのかわかりませんが、この悪意のループは今でも広がっているのです。
サイト管理者の方は十分な注意を払うようにしてください。
でなければ、あなたのサイトが皆さんを困らせる元ねたになってしますのですから。