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2017年7月5日
LANケーブルやコンセントについて

こんにちわ、札幌PC.comです。

突然ですが「家を建てる」という一大事業に直面される方は多いと思います。

なにせおそらく、人生で一番高い買い物となるであろうことうけあいなわけです。

そんなときにちょっと気にしてみてください。

これからの世の中、ネット接続の重要性です。

そして電気機器の多さです。

筆者も実は3年前ほどに、家を建てることになりました。

その際、LANケーブルの引き回し、コンセントの数にはかなり気を使いました。

予算があることなので、何でもかんでも多くする、というわけにはいきませんが。

その時に、LANケーブルの引き回し、コンセントの設置、照明器具の設置に、いわゆる配電系の業者さんが登場するわけですが、ちょっと聞いてみました。

完成後の話なのですが、筆者はかなり考えてコンセントの位置を細かに指定したのですが、いざ完成して住み始めると「あー、ここにもつけとけばよかったな」と思うことが多々ありました。

そこで、配電屋さんに聞いてみたわけです。

これだけ考えても、何か所か「設置しとけばよかったなー」と思う場所が合ってがっかりだよと。

するとその配電業者さんが答えました。

「私も家を建てましたが、やっぱりあとからここにつけとけばよかったなーと思うことはありますよ」と。

そうなんです、プロでもなかなか思うようにはいかないのです。

電気を必要とする機器は増える一方ですので、いくらコンセントがあっても足りないくらい。

ここにもここにもコンセントを設置しておけばよかったなーと思うことうけあいです。

それと、これ以降もネット接続は重要な仕様になると思います。

いまやテレビをネット接続するのは当たり前の前夜くらいでしょうか。

筆者は、各部屋にLANケーブルを回して、コネクタを設置しました。

いまどき無線LANもあるわけですが、それでも有線LANを回しておくと非常に便利です。

あとあと施工するとなると、壁を引きはがしての作業となるため割高です。

いやいや、予算が許すのであれば、各部屋にLANケーブルを引いていおいて、十分な数のコンセントを設置しておくことをお勧めします。

あくまでも「予算があれば」の話ではありますが、ネットワーク接続環境を作っておくことは結構重要です。

もうすでにある家で、こうしたい、ああしたいができない、あるいは多くのお金がかかるため断念、というのは職業柄多く見てきました。

でも、これから建てる家であれば、自由に考えれるはずです。

この考え方は、社屋を建てる場合にも同様です。

建物を建てる際には、やはり今時の考え方が必要になると思います。

急速に「IoT」とか「ユビキタス」とか、そんな時代になってきました。

これからは、今までの考え方では通用しないかもしれません。

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2017年7月3日
ドライブレコーダーの動画データについて

こんにちわ、札幌PC.comです。

このご時世というかなんというか、データ復旧作業の依頼で、最近はドライブレコーダーのSDカードなどのデータ復旧依頼が多くなりました。

なぜドライブレコーダーでデータ復旧が必要になるかというと、そのドライブレコーダーの機能の問題で、決定的な事故の瞬間の動画データが上書きされてしまう場合があるためです。

実際のところ、ドライブレコーダーで上書きされてしまった場合には、データ復旧できることはありません。

ドライブレコーダーの動画記録の仕方とはどうなっているのでしょう。

ドライブレコーダーで記録された動画というのは、メーカー・機種によりますが、数分ごとに区切られたファイルになります。

たとえば、5分ごとに1ファイルで区切られるような仕様になっていれば、1時間走ると12個のファイルが生成されることになります。

それぞれのファイルがどの程度の容量になるかは、解像度や記録方式に左右されるので、それこそメーカー・機種ごとに違ってきますが、ある一定時間走行すると記録媒体(たとえばSDカードなど)がいっぱいになる時が来ます。

そうするとドライブレコーダーは、古いほうのファイルから順に消していって、空いた場所に新たなファイルを書き込むようにします。

仮に1時間分の記録が可能なメディアだとすると、そのメディアにある動画データは、最後にエンジンを切ったときから遡って最新1時間分があるということになります。

ということは、たとえばどこかに出かけて事故が起きましたとすると、事故が起きた瞬間以降もエンジンがかかっているとか、走行可能だった場合には家に帰るとか、会社に帰るとか、あるいはそこから修理工場に行くとか、これらの時間が1時間以上になってしまうと事故の瞬間の動画は消されていることになります。

気を付けたいのは、ドライブレコーダーは大概は「走っている間」ではなく「エンジンがかかっている間(正確にはキーがONの間)」の時間を記録し続けるということです。

ですので、事故が起きた瞬間以降にエンジンがかかりっぱなしとかだと、その間もどんどん新しい動画が記録されるということです。

ちなみに、画質がある程度よりいいドライブレコーダーだと、おおよそですが1GBあたりで記録される時間は10分前後になると思われます。

ということは4~8GB程度のSDカードなんかだと、いいとこ1~2時間程度しか記録できないことになります。

上記のようなことを避ける機能として「イベント録画」機能というものを、上位の機種だと持っていたります。

このイベント録画機能というのは、Gセンサー(加速度センサー)などを搭載し、衝撃や急ブレーキなどの「事故が起こったかもしれない状況」を感知し、その前後の動画を自動的に保護する機能です。

この機能があって正常に働いてくれれば、事故後にどれだけ走行しても、事故の瞬間のデータは消えないということになります。

この機能を持たないドライブレコーダの場合、事故が起きたらSDカードなどを抜いてしまうか、あるいはそのうえで別なSDカードに交換するか、十分に大きい容量のSDカードにするか、何か対策をとらないと決定的瞬間のデータが消えてしまう恐れがあります。

「十分に大きい容量」がどの程度なのかは、お持ちのドライブレコーダーが単位時間当たりどれだけの容量を消費するのかということと、事故が起きてからどの程度の時間を走行してしまうだろうかという状況とを考えて選択してください。

くれぐれも、運転時間経過によって上書きされたドライブレコーダーのデータは戻ってくることはありませんので。

もちろん、SDカードの障害などによって読み込めなくなった、などの場合には復旧可能ですので、ぜひ当社にご依頼ください。

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2017年6月20日
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(IRST)

こんにちわ、札幌PC.comです。

インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(IRST)というのを耳にしたことのある方はあまりいないと思います。

インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(以下 IRST)とはなんなのかというと、簡単に言ってしまえば、ハードディスクやSSDなどの内臓ストレージの管理・処理性能向上・拡張性の提供などを行うソフトウェアということになります。

Intel製のCPU・チップセットを使用しているPCには、必ずではないですが入っていることが多いです。

このIRSTに関しては賛否両論あり、入っていると相性問題などで不具合を起こすことがあるので不要、という論と、入っていないとストレージの速度低下を招く、という検証など、いろいろあります。

もっともRAID構成などになっている場合には、入れておいたほうがいいわけですが。

で、今回ここに書くことは、このIRSTのバージョンが古いと、不具合の原因となりうるという話です。

特にWindows7くらいのOSのコンピュータの場合には、元々入っているIRSTのバージョンが古く、これはWindowsUpDateなどで自動で新しくもならないので、現時点ではかなり古いバージョンになってしまいます。

IRSTは基本的には、手動で新しいのにバージョンアップしなければなりません。

これが古いとどのような不具合が起こるかというと、有名どころではインターネット一時ファイルが設定不可能になってしまうなどがあります。

インターネットオプションを開き、全般タブ開くと以下のようになります。

インターネットオプション

このダイアログの「閲覧の履歴」の「設定」ボタンを開くと、

インターネット一時ファイル

このようなダイアログが表示されます。

赤で囲んだところ上のほうが「0MB」になっています。

これをいくら変更しようとしても、エラーで適切な値に変更できません。

また下のほうが空白になっています。

本来ここは「C:\users\ユーザー名\Appdata\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files」という感じの場所の指定がされているのですが、これも何をしても空白のままです。

これがIRSTをアンインストールもしくはバージョンアップすると、普通に設定できるようになります。

これが設定できないと、Internet Explorerがまともに動かないとか、受信メールがHTMLだった場合に画像が全く表示しないなどになるので、症状として気づくことになります。

他には当社に依頼があったものでは、自動バックアップソフトがエラーで動かないなどもありました。

具体的な症状としては、バックアップソフトがCドライブを認識できない状態となっていました。

Cドライブを別のドライブに定期的にバックアップする設定になっているのに、ソフトウェアとしてはCドライブが見えないのでバックアップ元がないということでエラーとなるのです。

これもIRSTのバージョンアップで解決しました。

どちらも「ストレージの管理」という部類で不具合ということになるのでしょう。

ストレージがらみの不具合である場合には、一度疑ってみてもいい事柄かもしれません。

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2017年5月30日
データのセキュリティとバックアップ

こんにちわ、札幌PC.comです。

法人・団体様で使用されるパソコンあるいは外付けハードディスク・USBメモリなどにおいて、セキュリティの見地から、データを暗号化しているというのは珍しい話ではないと思います。

任意のフォルダやドライブなど、開こうとするとパスワードを求められ、正しいパスワードを入力しなければデータ閲覧不可となる、というパターンが一番スタンダードでしょうね。

この状態にしておけば、失くしたり盗まれたりしても、データは見られることがないというわけですね。

もっとも、暗号化しておくほどのデータであれば、例え見られることがなかったとしても、失くしたりしてしまっては大打撃です。

暗号化しているというのは、他人に見られないという効果があるだけで、データの保存性という意味では何の効果もないわけですから。

さらに、では失くさなければいいのかというとそうはいきません。

この暗号化されたファイルがある、あるいは全体が暗号化されたUSBメモリ・外付けハードディスク、あるいはパソコンそのものが故障したらどうなってしまうのでしょう。

当然、データ復旧サービスなどを頼ることになるのでしょうが、この「暗号化されたもの」というのが大障害になってしまいます。

暗号化されたされたものに対しては、単純にデータ復旧すればいいというわけではなく、復旧したデータを復号化するという作業が発生します。

データ復旧できたとしても、通常の復旧料金よりも高額になるのは当然です。

また、そもそも暗号化の方法や仕組みによっては、復号化するのが困難なものも出てきます。

そりゃそうですよね、ここで復号化できてしまうのであれば、そもそも暗号化している意味がないのですから。

言ってしまえば、損傷状況や暗号化の方法・パスワードがわかっているかどうかなどなどの全体状況によっては、根本的にデータ復旧不可になる場合があるのです。

ある一定条件が揃っているときだけ、データ復旧が可能になるということです。

失くしたり盗まれたりは、持ち主が十分に気を付けるということで防ぐことは可能かもしれません。

しかし故障することを防ぐことはできません。

ある意味、通常に保存されてるデータより、暗号化されているデータのほうがバックアップすることの要求度合いが高いと言えると思います。

暗号化された「何か」を使用している場合には、このことをよくよく理解して使っていただくのがいいと思います。

蛇足ですが、最近大流行になってしまった「ランサムウェア」というものですが、これはつまり上記で書いた「暗号化」を勝手にやられた状態ということになります。

ランサムウェアに感染すると、ほぼすべてのデータが暗号化され閲覧できなくなります。

これを解除するパスワードに該当するものは、これを仕掛けた人間のみが知っているということになってしまいます。

そこで「パスワードを教えるから○○円払ってね」とくるわけです。

こちらのほうも、このデータのバックアップがあれば、何もあわてる必要はないわけです。

とにかくバックアップというものは、大変重要なものだと認識していただければと思います。

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2017年5月15日
複数台ハードディスク搭載のNASや外付けHDD

こんにちわ、札幌PC.comです。

今回は、NAS(ネットワークハードディスク)や外付けハードディスクの、購入から設置までの流れで気を付けていただきたいことを書いておきます。

データ復旧などの場面でよく遭遇する事態なのですが、BuffaloのLS-WVL/RFシリーズアイ・オー・データのHDL2-ARTシリーズ のような、ハードディスクを2台搭載したタイプで、持ち主としては思わぬトラブルになる場合があります。

どういうことかというと、例にしたこの2製品シリーズは、いずれも出荷状態では「RAID0」という設定で出荷されているためにおこります。

またどちらの製品も「RAID1」にも対応しています。

そもそもこの「RAID0」「RAID1」とはなんでしょう。

この「RAID」というのは、簡単に言ってしまえば「複数のハードディスクを束ねて使用する技術」ということになります。

そして「RAID」の後にくる数字が「どのように束ねるか」を表しています。

この後にくる数字は、現状「0」から「10」までがあることになっています。

しかし実際上の運用でよく使用されるのは「0」「1」「5」「6」「10(or0+1)」の5種類くらいです。

で、問題の「0」と「1」ですがどのようなものなのでしょう。

まず「0」ですが「設定された2台以上のハードディスクに分散して書き込む」というものです。

「ストライピング」という呼ばれ方もします。

簡単に説明すると、「お、は、よ、う」という4文字のデータがあるとします。

そしてノートを2冊用意し、それぞれノートA、ノートBとします。

ノート2冊を両方とも開き、左右の手で2冊のノートに同時に書きます。

ノートAには「お」を書き、その時同時にノートBに「は」を書きます。

次には同様にAには「よ」、Bには「う」を同時に書き込みます。

なんということでしょう、通常はノート1冊に「お、は、よ、う」と書き込むときは4文字を書き込む時間が必要なのに、2冊のノートに左右の手で同時に別の文字を書くと、2文字を書く時間で済んでしまうではありませんか。

さらにこのノートが、1冊100文字かけるノートだとすると、合計2冊で200文字を書き込むことができます。

これがRAID0の長所です。

2冊のノートはそのまま2台のハードディスクのことです。

理論上はある一定のデータを書き込むのに、1台のハードディスクの時の半分の時間で済んでしまうわけです。
(実際は半分までにはなりません、7割前後というところです)

しかも1TBのハードディスク2台であれば、そのまま2TBの容量を使えることになります。

しかしです、もしこの時ノートBを失くしてしまったらどうなるでしょう。

ノートAには「お」と「よ」しか書いてありません。

当然ですが文章としては意味消失です。

あくまでもA、B、2冊のノートがあって初めて成り立つことになっているのです。

これと同じく、RAID0で設定されたものは1台のハードディスクが損傷すると、データが成立しなくなり稼働停止状態となります。

この状態でデータ復旧に持ち込まれると、復旧可能としても費用が少々高額になってしまうので、持ち主の方はびっくりするわけです。

もう一つびっくりしてしまう原因として「RAID1」にも対応しているという事実です。

というのは、よくこのような製品を購入されるときに、パッケージなどに「ミラーリングでデータを保護!」みたいなことが書いてあって、そのようになっているものだと思い込んでいるためです。

現実には「ミラーリングにも設定できるよ」であって、出荷状態ではミラーリングどころかRAID0の「ストライピング」になっているということを聞きさらに驚く、というわけです。

この「ミラーリング」が「RAID1」のことを言っています。

「RAID1」とは「ミラーリング」、つまり鏡に映したように、ということなんです。

先ほどのノート2冊に例えると、2冊のノートに同時に左右の手で、右は「お」、同時に左も「お」、次は右が「は」左も「は」というように、左右の手で同じことを2冊のノートに書くのです。

書くための時間は、1冊のノートに4文字書くのと何ら変わりません。

しかもノートは2冊あるのに1冊分で100文字の記録しかできません。

でも、万が一片方のノートを失くしてしまっても、ノートは1冊残るので書いたものはちゃんと残ります。

ハードディスク2台に同じ情報が書かれるので、1台が壊れても1台の中にはそのままデータが残ります。

でも上記で例示した製品では、出荷状態は「RAID0」となっています。

このようなな製品を購入した際には、出荷状態がどのような状態なのかを把握して、もし「RAID0」なら「RAID1」に設定変更して使用すべきでしょう。

よくわからない場合は容量を調べるといいです。

1TBのハードディスクが2台搭載されていて、全体容量が2TBに見える場合は「RAID0」、1TBに見える場合は「RAID1」になっています。

もう一つ注意点として、このことに気が付いて設定変更しようとするときは、データが空の状態で行ってください。

「RAID0」から「RAID1」に設定変更すると、すべてのデータは消去され、フォーマットされることになります。

購入してすぐに設定変更する場合はいいですが、使用中のものは一旦データをどこかに退避させることが必要です。

割と新しい製品では、出荷状態が「RAID1」という製品が多いようです。

しかしまだ出荷状態が「RAID0」という製品がなくなったわけではないので、このような製品の購入時にはよくよく確認が必要です。

わからない場合は、店員さんなどの確認して、最初から「RAID1」の製品を選ぶほうがいいかもしれません。

また最後に、じゃあ「RAID1」にしてあれば安心なんだね、ということではないことに注意してください。

「RAID1」はハードディスクの障害に対して有効だという話で、ハードディスク以外が壊れたときには、ある意味役に立ちません。

ですので、このような製品を「RAID1」(ミラーリング)で使用していたとしても、やはりバックアップは必要ですのでお気を付けください。

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2017年3月17日
データバックアップのしかた

こんにちわ、札幌PC.comです。

今回は前回に続き、データのバックアップのしかたについてです。

バックアップの仕方としては、単純に考えればパソコンにある大事なデータ一式を、パソコン以外のメディア(外付けハードディスクなど)にコピーしておく、というところでしょう。

ではもっと便利なやり方はないのか、どういったやり方だとどのようなメリット・デメリットがあるのか、などを考えながら見ていきましょう。

まずは、バックアップに必要なものを用意するにあたっての費用別に、おおざっぱに分けていきます。

1.1万円前後あるいはそれ以下コース
2.2万円前後コース
3.3万円前後コース
4.10万円~30万円コース

細かいことをいえば、こんなにばっさり4つぐらいしかありません、ということではないのですが、あくまで参考にしていただくために、わかりやすいところで分類します。

では以下ににそれぞれを説明していきます。

1.1万円前後あるいはそれ以下コース

これは冒頭に書いた単純な考え方でかかる概ねの費用です。

外付けハードディスクを用意すれば、容量にもよりますが1万円~1万数千円前後、またバックアップすべきデータが少量の場合にはUSBメモリなどで数千円程度というところです。

用意したこれらのメディアに、パソコンの中の大事なデータをそのままコピーするわけです。

ただ、パソコンの中のデータのほうが増えたり、更新されたりすると、その都度部分的にあるいは全部をコピーしなおす必要が出てきます。

それが毎日であれば、毎日行わなければ正しいバックアップデータとはなりません。

データの管理自体も人の頭で管理することになりますので、データ量が十分に多い場合はその作業自体が煩雑になり、結局面倒になってバックアップをやめてしまうという結果になる恐れもあるでしょう。

メリット:必要経費が最安である、この1点に尽きる

デメリット:人が管理・作業を行わなければならないのでやり続けれるかは人次第

2.2万円前後コース

これば最初の「1.」コースにバックアップソフトを加えた考えです。

1万円前後の外付けハードディスクと数千円のバックアップソフトを購入します。

バックアップソフトを設定し、必要なデータあるいはパソコン全体を自動的にバックアップするようにします。

これで煩雑さから逃れられますね。

有料のバックアップソフトだと、世代管理ができたり、差分や増分のバックアップスキームが選択できたり、パソコンを丸ごと復元できたりします。

頻度を細かくするとしても1日1回くらいというところが現実的でしょうか。

ただ問題がないわけではなく、これらのソフトウェアはバックアップデータを独自形式のファイルとして保存するものが多いです。

ですので、本当にきちんとバックアップが取れているのか、設定は正しくできていたのか、それを確かめるためには実際に1度復元作業を行ってみる必要が出てきたりします。

バックアップソフトでバックアップしてるから大丈夫、と思っていざトラブルの時になってみたら、思ったようにとれていなかった、なんて話はけっこうあります。

また、現実にバックアップを復元しようとするときにも、ある程度知識とかスキルが必要になるでしょう。

とはいうものの、きちんとできれば費用分の効果は期待できます。

メリット:設定さえキチンとできれば面倒さが全くない。自動で行われる。

デメリット:ソフトウェアの設定等が正しく行われているか確認が必要
      1日1回としても1日分は失う可能性がある

3.3万円前後コース

今度は根本的にパソコンにデータを置かない方法です。

NAS(ネットワークハードディスク)にデータを置いて、それを自動で別ハードディスクにバックアップするよう設定します。

NASからNASへのバックアップと、NASからUSB接続のハードディスクへのバックアップと、2通りの考え方があります。

提示している予算は、基本的にNASからNASの場合です。

こういった製品を2台購入して設定します。

バックアップ側はUSB接続ハードディスクでもいいのですが、注意点としてはNASがトラブルとなったとき、そのUSBハードディスクをWindowsで見ることは原則できません。

こちらのほうが総額の費用は安くなるというメリットはあるものの、トラブル時はひと手間多くなりますのでご注意です。

バックアップ側がUSB接続であろうとNASであろうと、バックアップの結果がどうなっているのかは、比較的簡単にみることが可能です。

ここがソフトウェアでのバックアップより便利な点です。

メリット:パソコンにデータを置かないので、パソコンのトラブルには左右されない
     バックアップ結果の確認が比較的容易

デメリット:NASの設定等についてある程度スキルが必要
      1日1回としても1日分は失う可能性がある(これはソフトウェアでの場合と同様)

4.10万円~30万円コース

最後のはこういった製品を2台購入して設定します。

容量によりかなり金額が上下しますので、ご希望の容量により30万円では収まらない場合もあります。

もっともではありますが、あまり家庭向けな金額ではありませんね。

SOHO・中小企業向けというところでしょうか。

しかし、個人であってもこの価格に見合う価値をそのデータに見出せば、選択の余地は十分あると思います。

一つ注意点として、このような製品は絶対に1台では運用しないでください。

トラブルが起きた時に非常に悲惨な目に合うことになります。

詳しくはここでは書きませんが、1台のみ運用は絶対ダメ!です。

この製品にUSB接続ハードディスクを接続して、バックアップを取らせるという方法もありといえばありですが、それなら「3」の3万円コースでいいでしょう。

このような製品を使用するメリットは、2台で運用するところにあります。

この製品を適切に設定すれば、「ほぼ」と言っていいほど同時に2台にデータが書き込まれます。

ですので、言葉としては「バックアップ」ではなく「ミラーリング」に近い動作をします(正確には「レプリケーション」と言います)。

ほぼミラーリングと言っていいので、リアルタイムに2台に書き込まれます。

ですので、どちらかがトラブッても失うデータは何もないことになります。

バックアップでは、前回バックアップから今回バックアップまでの間に増えたデータや更新されたデータが失われます。

しかしミラーリングであれば、失うものは何一つないというわけです。

またそればかりか、1台がトラブッてももう1台はそのまま動作し続けますので、データにとっての復旧時間はほぼ0と言ってもいいことになります。

このあたりはビジネスで使うのに適したと特性といえるでしょう。

メリット:現実的な費用でできるデータ保護では最強の部類
     タイムロスがほぼ0

デメリット:とにかく価格が高い
      やっぱろ設定にスキルが必要

以上な感じですが、総体的に言えるのは費用をかければ人は楽になります。

しかしそのためにはある一定のスキルも必要となります。

そこの部分をカバーするのが我々の役目ということになるでしょう。

バックアップ=データの保護をするなら、費用や運用の仕方で選択をしなければならないわけですが、こうしたいけど自力ではできないというようなことがあれば、ぜひ当社にご依頼ください。

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2017年2月24日
データバックアップを考えよう

こんにちわ、札幌PC.comです。

今回はデータのバックアップについて考えてみましょう。

まずはバックアップがいかに大切かというところを少しだけお話しします。

当社はパソコン修理に限らず、データ復旧サービスも安価と思われる金額でご提供しています。

データ復旧サービスを受けられるお客様の半分以上がデータ復旧完了後に言われる言葉が2つあります。

一つは

「(今後は)何にデータを入れておけばいいですか?」

というものと、

「みなさんはどのようにしているんでしょうか」

というご質問の言葉です。

そのご質問の答えは非常にシンプルです。

何にデータを入れておけばいいですか?    = 答えはありません

みなさんはどのようにしているんでしょうか    = 個人に限って言えば、ほとんどの方が何もしていません

という、何か身もふたもない答えになってしまいます。

何にデータを入れておくべきかという問いに対して「答えがない」というのはどういうことか。

それはつまり、データの入れ物で壊れないものがないからです。

私達が使用可能なデータの入れ物、ハードディスク・CD-R/DVD-R/BD-R・SDカード・MicroSDカード・USBメモリ、あるいはパソコンそのもの、その他ありとあらゆるデータの入れ物はすべて何の信用も置けません。

ある日突然、何の前触れもなしに、何もしていないのに、勝手に壊れていくものと思ってください。

ですので「何に入れておくべきか」という問いに対して、データの保護という観点では適切な答えが初めから存在しないのです。

もしこの問いに適切にこたえるべきとしたら「何に入れておくか」ではなく「何個に入れておくか」ということでしょう。

つまりバックアップをしておこうということです。

それ以外にデータを保全する方法がないと言い切っていいと思います。

最近だと、データをクラウドに預けてあるから大丈夫でしょ、と考えられる方がいらっしゃるかもしれません。

詳しい話は省きますが、クラウドサービス自体も絶対なものではありません。

さまざまな要因でデータを失うリスクは付きまといます。

クラウドに預けてあるとしても、同じデータのセットは手元に一式持つべきです。

次に「みなさんはどのようにしているんでしょうか」という件です。

これはほんとに身もふたもないですが、多くの方が何もしていない=バックアップなどしていないからこそ、データ復旧サービスが成立しているという側面があります。

多くの、ほとんどの方がきちんとしたデータ保護をされていれば、データ復旧サービスなんてものは閑古鳥が鳴くだけです。

なので「他の人はどうしているんだろうか」なんて考えても、全く無駄な時間を費やすだけです。

他の人がどうしていようと、自分だけはデータを失わないようにしておこう、と考えるところですね。

では、具体的にはどのようにバックアップすべきか、ということについては次回にお話ししましょう。

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2017年1月30日
AFT仕様のハードディスクとは

こんにちわ、札幌PC.comです。

皆さんは「AFT」というハードディスクの規格を聞いたことがございますか?

「AFT」とは「アドバンスド・フォーマット・テクノロジー(Advanced Format Technology)」の略となります。

ネット上でも、すでに多くの情報があると思います。

具体的には、それ以前のハードディスクの物理セクタが512バイトであったのに対し、AFT仕様のハードディスクでは4キロバイトであるということです。

物理セクタあたりのバイト数が8倍になったということですね。

「セクタ」とはなんなのかというと、簡単に言えば「ハードディスク管理の最小単位」ということです。

AFT仕様であれば4KBを一つの番地として、それ以前のハードディスクであれば512Bを一つの番地として管理します。

なので単純計算では、そのハードディスクの総容量を4KBないしは512Bで割った数が、そのハードディスクの総セクタ数ということになります。

なぜ512Bから4KBにする必要があるのかというと、単純には先ほどの説明の通り、512Bで1セクタとするよりも、4KBで1セクタとしたほうが、同容量のハードディスクであるならば総セクタ数が8分の1になるわけです。

逆に言うと、4KB=1セクタであっても途方もない数のセクタ数になるわけですが、512Bではその8倍のセクタ数になります。

ハードディスクの内部的管理を行う際に、512B=1セクタではどんどん大容量化するハードディスクではセクタ数が大きくなりすぎて、管理の非効率化が起こるため、というのが簡単な説明になると思います。

とはいうものの、無制限に1セクタあたりのバイト数を大きくすればいいというわけでもないので。

そういったこういったで、現在規定されているハードディスクには、セクタあたりのバイト数により、以下の3種があることになります。


4K native
物理セクタ・論理セクターサイズとも4KBのハードディスク。

Advanced Format (512Eとも呼ばれる)
物理セクターサイズ4KB、論理セクターサイズ512Bのハードディスク。
このハードディスクがAFTのハードディスクということになります。

512 native
AFT仕様以前のハードディスク。


現在普通に販売されているハードディスクは、ほとんどすべてAFTのハードディスクであるといっていいと思います。

6TB以上のハードディスクだと「4K native」のものもあるようですが、一般的なPC使用の方では、そこまでの大容量はあまり使用されないと思いますので。

将来的には全体的に「4K native」のハードディスクに移り変わっていくものと思われます。


しかしここで問題が一つ。

512Bセクタのハードディスクが、普通には入手困難という問題です。

これは2.5インチ、3.5インチ、双方のハードディスクとも同じです。

昨年途中ころまでは、まだ何とか入手可能でした。

しかし現時点では本当に入手困難です。
(少なくとも、相当なプレミアを上乗せされていない価格では無理かなと)


これのどこが問題かというと、メーカーパソコンのリカバリディスクにとって大問題なのです。

結論から言うと、メーカーパソコンで出荷時搭載のハードディスクが非AFT(512バイトセクタ)の場合、AFTのハードディスクに交換してしまっては、リカバリディスクからリカバリできません。

一見するとリカバリが進んではいきますが、最終段階で
「このコンピューターのハードウェアで動作するように Windows を構成できませんでした」
というエラーになり、リカバリ作業は終了してしまいます。

当然Windowsは起動しません。

この問題は自作PCやBTOパソコンには適用されません。

あくまでメーカーパソコンのリカバリディスク(あるいはリカバリ領域)からリカバリする場合に起きる問題です。
(BTOパソコンでも、リカバリディスクが存在する場合は問題になると思います)


メーカーパソコンの場合、メーカーにより多少違いはありますが、個人的な感覚としてはWindows7の中期ころから後期にかけて以降はAFTのハードディスク搭載が多いようです。

Windows8であればほぼすべてAFTなのではないかと思いますが、断言はできないレベルです。

Windows8でも一部非AFTはあり得るのかもしれません。(全部調査はできないので)

それにしてもWindows7のパソコンの場合は注意が必要です。

リカバリディスクを作成してあって、自身でハードディスクを交換して、リカバリしようと思ったらできなかった。

ハードディスクの購入損ということになりかねません。


AFTのハードディスクでは全くリカバリが無理なのか、というとそういうわけでもありません。

ちょっと技を使えば、問題ないレベルで使用できるようにすることは可能です。

詳しい説明は他サイトにお任せするとして、ポイントは以下の通りです。


1.リカバリ作業途中のしかるべきタイミングで「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のドライバファイルをハードディスク上のしかるべき場所に追加
2.リカバリ作業完了後に「インテルRラピッド・ストレージ・テクノロジー RAID ・ドライバー 」をインストールする


以上2点です。

言葉で書くと簡単そうですが、「1」を完了するためには、別なパソコンもう1台とか、Linuxを扱うとか、ちょっとしたハードルがあります。

また、そんなこんなで完了できたとしても、次回リカバリをする機会があったとしたら、その時も同様でなければリカバリできませんので注意してください。


当社では、3.5インチ・2.5インチともに、非AFTのハードディスクを在庫しています。

もちろん、上記手順でリカバリすることは当社では普通にできますが、そのあとで何らかの理由でお客様自身でリカバリするような事態になったとき、お客様自身ではできないことになります。

それはちょっと問題なので、修理完了してお客様にお渡しするものは、取扱説明書通りの動作をするものがいいと思います。

ですので、非AFTの在庫も可能な限り切らさないようにしています。(基本的に販売のみは行いませんのでご了承ください)

AFT問題で困ったときにはご相談ください。

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